英作文が苦手。何を書けばいいか分からない。
そんな悩みを抱える中学生・高校生、そして保護者の方は少なくありません。
けれど、英作文は本当に「センス」や「才能」の問題なのでしょうか?
私は20年以上、英語教育に携わってきましたが、答えは明確です。
英作文は、正しい環境とステップがあれば、必ず伸びます。
今日は、私自身の経験を通して見えてきた「英作文 上達 方法」と「伝わる英語 アウトプット」の本質をお伝えします。
大学で感じた衝撃 ― 英語が話せる人との差
大学入学当初、私は大きな衝撃を受けました。
帰国子女の学生たちが、当たり前のように英語を話していたのです。
「同じ英語を勉強してきたはずなのに、どうしてこんなに違うのだろう」
正直、ショックでした。
一方の私は、学校と塾で文法中心の学習。
日本語を正しく英文に直す、いわゆる英作文 練習を積み重ねてきました。
あの学習は、意味がなかったのでしょうか。
いいえ、決して無駄ではありませんでした。
ただ、「使い方」が違っていただけなのです。
社会人になって気づいた「伝わる英作文」の本質
大学卒業後、私は電機会社の半導体事業部で海外企業との橋渡し役を担当しました。
主な業務は英語メール作成です。
頭に浮かんだ単語やフレーズを、相手との関係性やメールの型に当てはめながら、少しずつ整えていく。
この経験が、私の英作文観を大きく変えました。
約3年半、英語でのE-mailのやり取りを続ける中で気づいたことがあります。
相手の反応があるから、続けられる。
返事が来る。
だから「次も書こう」と思える。
この「英語 アウトプット」と「相手からのフィードバック」の循環こそが、英語力を定着させる最大の要素だったのです。
やがて私は、一文一文に時間をかけなくても、自然に英語が出てくる感覚を身につけました。
英作文が伸びない本当の理由
多くの英作文指導では、いきなり「書きなさい」と言われます。
けれど、生徒が書けないのは当然です。
なぜなら、
- 何を伝えたいか整理できていない
- 誰に向けて書くのか想像できていない
- 書いた先に「反応」がない
この状態では、英作文は作業になります。
英作文 コツは、文法よりも先に「伝えたいこと」を育てることなのです。
20年の英語指導で大切にしていること
現在、英語を教えて20年になります。
私が特に大切にしているのは、
英作文をいきなり書かせないこと
まずは対話です。
質問を重ねながら、
- 本当は何を言いたいのか
- どんな気持ちなのか
- 相手は誰なのか
を一緒に整理します。
すると、思いがけない答えや、くすっと笑える表現が生まれます。
そのやり取り自体が、学びを続ける原動力になります。
「何を伝えたいか」がまとまったら、
そこで初めて表現や構文を示し、英作文へとつなげます。
最後に、レベルに合わせて整える。
このプロセスを踏むことで、英作文は「問題」ではなく、
生徒自身の言葉へと変わっていきます。
英作文を伸ばすために必要なのは「続く環境」
英作文 上達のために最も重要なのは、
✔ 無理なくアウトプットできる環境
✔ 相手から反応が返ってくる仕組み
✔ 対話から始める指導
英作文は孤独な作業ではありません。
本来は、誰かとつながるためのツールです。
まとめ:英作文は「自分の言葉」を育てる学習
英作文は、長く続ければ必ず力になります。
文法中心の学習も、決して無駄ではありません。
けれど、それだけでは足りない。
「伝えたい」という気持ちと、
「返ってくる反応」があってこそ、英語は生きた力になります。
英作文が苦手だと感じているなら、
まずは問いかけてみてください。
あなたは、何を伝えたいですか?
そこから、すべてが始まります!

