「高校から逆算して英語を育てる」
そう言うと、
「小学生なのに、もう高校のことを考えるのですか?」
と驚かれることがあります。
でも私は、小学生だからこそ大切だと思っています。
なぜなら、高校で必要になる英語力は、
高校になってから突然身につくものではないからです。
才能ではなく、積み上げ
英語が得意な子を見ると、
特別な才能があるように見えることがあります。
でも実際には、小さいころから積み上げてきたものがある場合がほとんどです。
読める。 聞ける。 書ける。単語が分かる。 英語を見ることに抵抗がない。
そんな土台が、高校での大きな差につながります。
「読む力」が、すべての出発点
では、小学生のうちに何をするのでしょうか。
まず大切なのは、「英語を読む力」です。
最近は英語に触れる機会が増えました。
歌を歌ったり、ゲームをしたり、会話を楽しんだり。 それももちろん大切ですが、
それだけでは中学以降の英語にはつながりません。
教科書を読む。
単語を覚える。
問題を解く。
そのためには、自分の力で英語を読めることが必要です。
そこで教室では、フォニックスに取り組みます。
英語の文字と音のルールを学び、自分で単語を読めるようにしていきます。
最初は一語ずつだった子も、少しずつ読める単語が増えていきます。
読めるようになると、自分で学べる範囲が一気に広がります。
また、サイトワードにも取り組みます。
the
was
said
など、ルール通りに読めない単語を見た瞬間に読めるようになると、
英文を読むスピードが大きく変わります。
書ける状態にしておく
そして、読むだけでなく、書く練習もセットで行います。 sad、bad のように、同じパターンの単語をシリーズで書いていくことで、まずは書くことへの抵抗感をなくしていきます。
その勢いに乗って、小学6年生ごろには動詞の活用(過去形など)にまで進む子もいます。 実は、中学に入って多くの子が最初につまずくのが、go が went に変わるような「不規則動詞の暗記」です。突然の大量のスペル暗記に圧倒され、ここで一気に英語嫌いになってしまう子が本当に多いのです。
こうした「中学の壁」にあとから慌てないために、小学生のうちに楽しみながら「書く体力」をつけておきたいのです。
そのために教室では、時間を短く区切ってスピードを競ったり、しりとりのように単語をつないでいったりと、ゲーム感覚で取り組める楽しい工夫を取り入れています。
ただの苦しい暗記作業にするのではなく、楽しいエクササイズにすること。 中学に入ったときに「書くことに疲れない状態(=いつでも書ける土台)」を作っておくために、小学生の今だからできるアプローチを大切にしています。
単語学習と、耳を育てる時期
単語学習も欠かせません。
ただ覚えるだけではなく、 聞いた音からスペルを思い浮かべたり、 読んで意味が分かったりする状態を目指します。
英単語は、中学や高校で増え続けます。 だからこそ、小学生のうちに「単語を覚える方法」そのものを身につけておくことが大切です。
また、小学生は耳がとても育つ時期です。 この時期だからこそ、リスニングにも力を入れています。
CPT絵本のチャンツを繰り返し聞いたり、オーバーラッピングをしたり。 そうしてリピートできる量を少しずつ増やしていきます。
最初は単語のリピートから始まり、やがて短文を丸ごとリピートできるようになります。
聞き取れる音が増えると、英語への抵抗感が減ります。 そして読む力や話す力にも良い影響を与えてくれます。
実は、今の子どもたちが学ぶ英単語の数は、私たちの世代より大幅に増えています。
現在の学習指導要領では、
小学校で600〜700語程度
中学校で1,600〜1,800語程度
高校で1,800〜2,500語程度
合わせて約5,000語を学ぶことになっています。
以前は小・中・高を合わせて約3,000語程度でしたから、大きな変化です。
しかも、ただ意味が分かればよいわけではありません。
約2,000語は、自分で話したり書いたりできる「使える語彙」として身につけることが求められています。
中学校では、小学校で習った単語は「もう知っているもの」として授業が進みます。
そのため、小学生のうちにどれだけ土台を作れるかが、以前よりも重要になっているのです。つまり、今の子どもたちは、私たちの世代よりも早い段階で多くの語彙を扱うことが求められているのです。
英検の先にあるもの
英検も、目標の一つになります。
忙しくなる中学生になってから英検3級を目指すより、小学生のうちに取っておく方が、ずっと負担が少ない。 小学1年生から始めれば3級まで確実に届きます。
ここで得られるのは、合格の証明書だけではありません。 自信と、これからの英語学習を支える体力を、貯蓄しておくことができるのです。
もちろん、本当に大切なのは、その先です。
●中学に入ったとき、 英語が得意教科になっていること。
●高校に進んだとき、 英語を武器にできること。
そのための土台を、小学生のうちから少しずつ積み上げていきます。
高校で困らない英語力は、一日では作れません。 だからこそ、小学生の今できることを大切にしたい。
それが、高校から逆算した小学生英語です。
フィンガーポスト英語教室では、目先のテストや英検だけでなく、高校、その先の将来で「英語を武器にできる子」を育てる指導を行っています。
- 「うちの子、今の勉強法で中学校の英語についていけるかしら?」
- 「英検の級は持っているけれど、本当に長文が読めているか不安……」
そんな疑問や不安をお持ちの方は、ぜひ一度、当教室の無料体験レッスンにお越しください。お子様の現在の「英語の土台」を丁寧に確認し、今必要なステップをご提案いたします。
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