小学生のうちに土台を作ったら、次は中学生です。
実は、高校で英語が得意になるかどうかを決める大事な時期が、
中学生の3年間だと私は考えています。
なぜなら、この時期に英語の「骨格」を身につけるからです。
小学生の英語は、どちらかというと準備期間です。
ところが中学生になると、英語は一気に「教科」になります。
単語を覚える。 文法を理解する。 長文を読む。 定期テストで結果を出す。
求められることが急に増えます。
「苦手意識を持つ生徒もいる」というのは、
ありふれた言い方かもしれません。 実際はもっと深刻です。
保護者は英語が将来必要だと思って、早くから手をかけます。
でも本人は、やってもやっても終わりが見えない感覚と、
身についている実感のなさを抱えたまま、定期テストで平均点をうろうろする。
そうなると、自己肯定感がどんどん下がっていきます。
そしてついには英語を「捨てる」という選択をしてしまうのです。
文法は、反復でしか身につかない
私が中学生の指導で土台にしているのは文法です。
最近は最近は、文法を単発で覚えさせるだけで、
長文の中で使う練習をあまりしない流れもありますが、
私は文法の土台は欠かせないと思っています。
なぜなら、高校で読む上級英語は、文法の力を借りて
「文の構造」を見抜かなければ、絶対に正確に読み解けないからです。
単語を繋ぎ合わせるだけの「なんとなく読解」のままでいると、
高校の複雑な長文を前にして必ず立ち往生してしまいます。
長文の中で生きた文法を使いこなす力こそが、上級英語を突破するカギになります。
ただし、文法は一度習っただけでは身につきません。何度も反復する必要があります。
生徒には、いつも言っています。
「忘れてしまっていいよ。一回じゃ覚えられないから。何度でも繰り返してあげる」
そう言うと、生徒は安心します。 そして面白いことに、私がこのセリフを言い出すと、
もうその先の流れを覚えていて、文法も一緒に思い出してくる。
教室では、授業の最初に5分ほど、前回の復習をする時間を設けています。
新しい問題集を次々に増やすよりも、 まずは基本を確実にできるようにする。
その方が結果的に伸びるからです。
文型分析で、文の骨格を見抜く
もう一つ大切にしているのが、文型分析です。
S(主語) V(動詞) O(目的語) C(補語)
文の骨格を見抜く練習です。
学校ではあまり時間をかけないこともありますが、
高校英語ではここが大きな武器になります。
関係代名詞。 分詞。 完了形を含む時制。 接続詞(that を含む)。 不定詞・動名詞。 受動態。 仮定法。 比較構文(as〜as、比較級+than など)。 倒置(強調構文、否定の倒置など)。
高校で出てくる複雑な文も、骨格が見えれば理解しやすくなります。
英検のライティングや高校入試では、読めるだけでなく、
これらを正しく書けることも求められます。
長文読解で、本当の理解を確認する
そして、学んだ文法が本当に身についているかを確認するのが長文読解です。
私は長文を読むとき、 ただ答え合わせをするだけでは終わりません。
「この文の主語は何?」 「この that は何?」 「なぜこの答えになるの?」
そんな質問をしながら進めます。
特に高校英語になると、 that が指示語なのか 接続詞なのか 関係代名詞なのか
見分ける必要が出てきます。
こうした力は、一問一答だけでは育ちません。
文章の中で考える経験が必要です。
見ているのは、定期テストの先
中学生のうちは、 定期テストの点数が気になる時期です。
もちろん結果も大切です。
でも私は、定期テストだけを見ているわけではありません。
その先の高校英語を見ています。
高校に入ると、
英語の量は一気に増えます。
他教科も難しくなります。
部活や学校行事も忙しくなります。
だからこそ、中学生のうちに英語を得点源にしておくことが大切なのです。
英検も定期テストも通過点です。
目指しているのは、その先。 「高校でも英語を武器にできる」状態です。
そのために中学生の3年間で、
文法を積み上げる。 文の骨格を理解する。 長文を読めるようにする。
そんな学習を大切にしています。
それが、高校から逆算した中学生英語です。
フィンガーポスト英語教室について
フィンガーポスト英語教室では、
目先のテストや英検だけでなく、高校、その先の将来で
「英語を武器にできる子」を育てる指導を行っています。
- 「うちの子、今の勉強法で中学校の英語についていけるかしら?」
- 「英検の級は持っているけれど、本当に長文が読めているか不安……」
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